
亜脱臼(不完全脱臼)とは、関節から骨の関節面が、はずれかかっている状態のことをいい関節が形成する骨の互いの関節面が部分的に接触してしまっていることをいいます。また一度脱臼した関節を、自然に整復できたり、自分で整復できた状態のことも亜脱臼と言うそうです。
亜脱臼は、レントゲンを撮ってもなかなか判別が難しいものです。
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また亜脱臼は、見た限りではあまり関節の変形は見られないのですが、関節を動かそうとすると痛みが生じます。亜脱臼は、顎関節・肩関節・膝関節によく見られます。また小児の場合だけに起こる、肘内障(肘の脱臼)がよく見られます。
実際に私の子供も3歳のときに左手の肘内障になりました。保育園から帰宅し夕食のときに、左手をテーブルより下にしたまま、全く動かさないで食べていたので「おかしいな・・・」と思い、子供の左手をもち動かした瞬間「痛い」と言われたので、病院へ行き診察してもらい、はずれかかっていた関節を一瞬で治してもらいました。病院の先生からは「小さい子供は、大人が手を引っ張ったり、お友達と引っ張り合いをしただけで簡単に関節がはずれたり、ずれたりするので気をつけてあげて下さい。また習慣になることもあるので、なるべく引っ張らないように気をつけて下さい。」と言われました。小さいお子さんがいる方は、子供が肘内障にならないように普段から気をつけてあげてください。成人の方もお子さんがいらっしゃる方も、関節を動かして痛ければ、ご自分で治さず必ず整形外科もしくは接骨院・整骨院を受診するようにしてください。
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