
ここでは手足の指先の亜脱臼について説明していきます。
手足の指の亜脱臼について簡単にご説明させていただきます。手足の指の亜脱臼は、本来ある関節の位置からはずれてしまう状態のことをいい、関節を支える靭帯・関節包に損傷が起こります。
症状ですが、靭帯などの周辺組織の損傷により、炎症・内出血・患部の腫れが起こり、痛みを伴い本来の動きが不能となります。原因としては、捻挫と同様で関節が強い外力によって、伸ばされたり曲げられたりとしたときに起こります。
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治療は、関節を元の位置に戻し整復します。整復後に患部が動かないようにしっかりと固定します。また痛みをやわらげるための鎮痛剤・腫れを抑える腫脹緩和剤などの内服薬・炎症を抑える消炎作用のある外用薬を処方されます。手足の指の脱臼をしたときは、捻挫との区別が難しいので、患部を冷やし動かさないようにし、早めに整形外科を受診するようにしてください。
また突き指という怪我がありますが、突き指をしたときはよく「伸ばせば治る」と言われていますが、これは全くの迷信でかえって逆効果になります。突き指を変な方向に伸ばしたりしてしまうことで亜脱臼になってしまうケースがあります。突き指をしてしまった時も処置は同じく、患部を冷やし出来るだけ動かさないようにし、治りが遅ければ整形外科で診てもらうようにしましょう。
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